「モウヒトツ、水クサイデスヨ、城島(笑)」


ニヤニヤしながらそう話すミヤサカ。少し怖くなった城島は「な、何すか?」と言葉を返す。その時、扉が開き社員が沢山乗ってきたのだが…




「小島サン好キ?アノ子彼女デショ?」




そこにいた誰もが振り向いた。
あわてた城島は「い、い・・・いきなりそんなこと言わないでくださいよ!!」と慌ててミヤサカの口を塞ぐのだが・・・

周囲の白い目が城島に次々と刺さっていく。



「僕ノ目ニ、狂イハ無イデス!!幸セニナリナサイ!!」



その瞬間、エレベーターは1階に到着。ミヤサカは笑いながら降りていった・・・



(絶対・・・電話でなかった仕返しだ・・・。)



城島はそんな気持ちを抱えながら、エレベーターを逃げるように降りていった・・・