あたしより少し背の高い祥介。
笑うとくしゃっとした笑顔が可愛い。
とにかく、どストレートだった。
友達から抜け出したい、
でも、もし好きじゃなかったら…。
なんて1人でウダウダ考えてたら
ポケットの携帯が鳴る。
ディスプレイには
彼の名前が光る。
慌ててあたしは通話ボタンを押し
携帯を耳に押し当てる。
「もしもし…」
受話器の向こうで少し
ガタガタって音がしてから声がする。
「もしもしー美咲?今どこー?」
祥介の声。胸がときめく。
「今?いつもの公園だよ」
「そこ、好きだね~。俺も今から行っていい?」
期待したらいけないのに、
一言、一言があたしをドキドキさせる。
「じゃぁ、10分くらいで着くから」
そう言って電話は切れた。
しばらくして、背後に気配を感じる。
振り返ろうとした瞬間、
ふわっと毛布にくるまれた。
