さよなら。想い出*.


 拓さんが食べあたしに食べさせなんて
食べ方をしながらテーブルのお皿は
空になっていく。
「んー!食べたぁー、美咲ちゃんありがとう」
満面の笑みでお礼を言われ、頑張って作った甲斐があった。
「あ、じゃぁ、お皿洗ってきますね?」
ささっと片付けてゆっくりしようと思って立ち上がろうとしたら
パッと手を捕まれる。
ぐいっと引っぱられて耳の横で拓さんが呟く。

「そんなのあとからでいいよ、」

ふと目が合って、どちらからともなく唇を重ねた。
優しいキスから徐々に荒々しいキスになる…。
こんなの初めてでキスだけであたしはもうへろへろ。
「美咲ちゃんまだまだいっぱい気持ちよくしたげる」
一瞬唇が離れたかと思ったら、また激しく貪られた。

キスをしながら拓さんの手があたしの身体を這う。
背中、脚、お腹、首筋…手が動くと同時に
唇も下へ下へと降りていく。
もう座っていられないくらい、力は抜けて首筋にキスをしながら
床にあたしは寝かされた。
上には初めて見るような大人の拓さんの顔があった。
「ん…っ、ふ…っ」
キスだけで声が漏れる。
ゆっくり手があたしの服の中に入り込む。
温かくて少しゴツゴツした手が、肌を直接撫でる。
くすぐったいような、気持ちいいような不思議な感覚。
へその周りを円を書くように撫でた後、上に上がる。
ブラの上から胸を触られ、身体が跳ねる。

「美咲ちゃんまだまだこれからだよ?」