「ん・・・?」
ソラの話し方が少し違うような気がしたのは気のせいだろうか。
「クラは分かるか?」
「うん。全然。」
しかも、クラと結構仲良くなってるような気がする・・・。
「クラもナイトさんと一緒だな。」
「え、えぇ?でも、なんかヤダかも。」
「でもナイトさんはすごいんじゃないのか?」
「そうだけどさぁ・・・。」
そういう話をクスクスと笑いながらクラと一緒に話すソラ。
クラは呼び捨てで呼ぶのに、俺のことはナイトさんという。
すごい差をこの間に感じた。
ヴァンパイアだからって理由でこんなに扱いも違うのだろうか。

