しかも、 一番頭を使わなければいけなくて、 でも見せ場がたくさんある、ショートを守っていた。 「…。」 俺はその光景を見た瞬間、あまりに驚きすぎて、しばらくその場から動くことができなかった。 海は、自分が試合に出るなんて、一言も言わなかったし、 海自身、 「チームのレベルが高すぎて、試合に出られるようになるのかな〜」 なんて不安がってたから…。