それから家に帰っても思い出すのは先生の顔……


ニャー……


「ヨーちゃん………」


飼い猫のヨルガオが近づいてきて手の甲に頬をすりよせてくる……



私が唯一心を開けるのはヨルガオだけだった…………





「…ねー、ヨルガオ?……あたしはどうしちゃったんだろ?……」


グルグルと喉を鳴らし甘えてくるーー