YorUgAo~傷だらけ絶世美女の壁を無愛想教師が壊します~



でも私は大丈夫って言って1人で帰っていた。



本当は笹倉さんと一緒にいたかった。


寂しかった。


何もかも周りの子役の子達に奪われてるようで。



そしてけんちゃんに声をかけられたんだ……


「みみちゃん、今たいくつだよね?けんちゃんのお家にこない?」

「行く!!」


けんちゃんはいつまでも私を見ていてくれるーー


けんちゃんはーー

優しいんだ………


そう思ってついていったんだ………