それから毎日稽古を積んだ。 そうして、 いよいよ公演を前日に控えた日だった。 「う"ぅぅ……」 「どうしたの!?実美菜!!!」 「ちょっと身体、ダルいわ……… ごめん、保健室行ってくる……」 「ついてかなくて大丈夫??」 心配そうに声をかけてくれる唯音。 「うん、大丈夫。ちょっと休んでくるね。」 そう言って保健室に向かうーーーー