「ちょっと、くる…しっ。」 首が首が!! 「すまん。すまん。つい。」 と、頭を触りながらお父さんは言った。 ふぅ。危なかった。 「ということだから、今日中に準備して明日から知り合いの家で生活するからな。必要なものは家のなかに残ってれば、持っていけよ。」 「はぁーい。」 明日からね…。 「でも、今日は?」 (まさか!の…。) 「今日は近くのホテルにとりあえず泊まる。」 「あぁ~。」 良かった、野宿じゃなくて。 一瞬そう思っちゃったよ!