私は梨由の車に乗り込むと、梨由に啓のことをきいた。
「啓と仲良しなんだね、旦那さんの弟さんと一緒に住んでるって珍しいね」
「旦那とはできるだけ、顔あわせたくないから。啓は全然兄と違って、明るいし楽しいの。居心地いいんだ」
「そうなんだ…」
私はどこかで、啓を好きになってくれたらいいのにと思ってしまっていた。
「梨由は誕生日どう過ごすの?」
「たぶん、レコーディングしてるだろうから、もしかしたらスタッフさんとかが祝ってくれるかなって期待してるんだ」
私はどこか安心した。梨由は詠士と会う時間はないんだ。
「啓と仲良しなんだね、旦那さんの弟さんと一緒に住んでるって珍しいね」
「旦那とはできるだけ、顔あわせたくないから。啓は全然兄と違って、明るいし楽しいの。居心地いいんだ」
「そうなんだ…」
私はどこかで、啓を好きになってくれたらいいのにと思ってしまっていた。
「梨由は誕生日どう過ごすの?」
「たぶん、レコーディングしてるだろうから、もしかしたらスタッフさんとかが祝ってくれるかなって期待してるんだ」
私はどこか安心した。梨由は詠士と会う時間はないんだ。
