「…ってことは、沙耶ちゃん、誰かに委員会、変わってもらうの?」



「…はい。この委員会、仕事が楽だからって地味に人気なんですよ?」



だから、きっと、誰かが変わってくれるはず。



「…じ、じゃあさ!」



「…はい」



「…生徒会、入らない?」



「え…?」



生徒会……?



「今、一人足りなくてさ」



やってみない?と、二宮先輩。



「でも、それじゃあ、こっちが足りなくなるんじゃ…」



「大丈夫大丈夫!他の部員ももうすぐ総体とか終わるからやってくれるよ」