これは人を死に追いやった罪深い僕への報復なのか? きっと、 きっと、そうなんだろう。 -でも、助けて… お願いだから、助けてよ。 苦しい。心が苦しいのか、どこが苦しいのかさえ分からない。 けれど、心は捻じれながら慟哭している。それだけは、分かる。 …どうしたらいいの。 『お願い、助けてよ…』 出した筈の声は空気の塊と化しただけで、何も作り出さない。