「えへへ、龍くんから貰ったの!唯一のプレゼントだったなあ…」 「そ、そっか…よかったね、」 幸せそうに笑いながらもどこか寂しげにするよしかが悔しかった。 龍は優しかった。 そして、何よりも周りの人を大切にした ── 特に 彼女であるよしかを 。 _____ 3ヶ月経った今でも それぞれの心から '' 東谷 龍太郎 '' が消える事はなかった。