「りの………… おい………りの………」 あれ…? ここどこ…? 「おいっ!バカりのっ 寝ぼけてねーではやく帰んぞっ」 「えっ?だって授業…」 「はぁ?もう終わってるって おまえ寝すぎなんだよ」 近くの時計を見てみると 短い針は4時をまわっていた。 「じゃあ、門のとこで待ってっから…」 そう言うとあたしの荷物を ひょいっと持って保健室からでていった。