初恋をキミと。



颯人くんの部屋に入ると、
果苗と紗樹が、
卒業アルバムをみていた。



「え、これ大和くん?」

「そう、田崎~」

「全然変わってない!」

「でしょー。
このころから1人大人びててさ~」



笑いながら大和を馬鹿にする2人。
そんな2人をみて大和は、
だったら見るな、といって
2人の頭をこつんと叩いた。



「冗談にきまってんでしょ」

「知ってる」

「ならいいじゃーん」



この2人、すごく性格が似てきた。
だから、見てて本当に面白い。



「はいはい、
じゃあ中学の思い出話でもしますか~!」



颯人くんが仕切るように、
アルバムをまた開いた。