初恋をキミと。





颯人くん家が近づくと、
圭二くんの姿が見えた。



「よう、大和と朝日!」



なんて元気よく
手をあげているけど……



「チャイム押さないの?」



颯人くんの家の前で
うろうろしているだけの圭二くん。



「いや、なんか
押すタイミング分かんなくて…」

「はっ、お前馬鹿だな。
なに颯人にまで気ぃ使ってんだよ」



圭二くんをあざ笑うかのように言って
大和はインターホンを鳴らした。