ﾄﾞﾘﾝｸや食べ物を頼んで
みんなとカラオケを楽しんだ。
大和はずっと
不機嫌な顔をしていたけど…。
クラスのみんなの名前、
もう覚えちゃった！
あ、あたしの隣の席は、
吾妻圭二(ｱﾂﾞﾏ ｹｲｼﾞ)くん。
サッカーをやっていて
とても明るい人だった。
「え、圭二くん、
サッカーのクラブも入ってるの？」
「うん、毎週水と土曜日にね」
「へ～、じゃあ上手いんだ！」
「別にそうでもないよ。
他の奴らもﾚﾍﾞﾙ高いしな！」
「でも絶対上手いでしょ？」
「あはは！じゃあそういうことにしといて」
圭二くんはとても喋りやすくて。
顔も整っている方だからきっとモテるんだろうな。
