「ねぇ、なっちゃん」 さっきまでの出来事を思い出しながら、嬉しいようなくすぐったいような、なんともいえない気持ちに浸っていると、隣に座っていたあおちゃんがなつの名前を呼んだ。 なつはなにも言わず、あおちゃんに向かって首を傾げる。 「俺ね、なっちゃんのこと、本当に大好きなんだ」 「……え?」 「嘘じゃないよ。本気で好き」 「……っ、もう、急になに言ってんの…」 あまりにも真剣な顔だったから、なにを言いだすのかと思ってそわそわしてたら。 あおちゃんは、もう一度なつが好きだと言ってくれた。