"好き"



「ま、いいじゃん。とりあえず俺はかなの保護者。
だから、大橋がかなの家に来たいなら、俺の許可がいるの!」


変な丸め込み方しないで!!

しかも、結局自分が1番の保護者みたいになってるし。



でも、あたしはそんなこと一言も言えなかったし、言わなかった。



言っても、自分の首を自分でしめるだけじゃない?






大橋君は諦めなかった。


「うーん、それってフェアじゃないですよね〜?
俺は天ノ川さんの許可がいるなんて。
絶対良いって言わないですもん。

じゃあ公平のために、天ノ川さんも八草の家に入るのはインターホンを押してからってどうですか?」


あたし達は驚いて、同時に叫ぶ。


「そんなことしたら、あたし起きれない!!」


「そんなことしたら、かなが起きれない!!
俺、朝ごはん食いっぱぐれる!」