かなの目が覚めるまで、俺はかなの顔を時間の許す限りずっと眺めていた。
意識を失ったかなの顔は、色白の肌が余計白くなっていて、このまま起きないんじゃないかと思えてきて、怖い。
かなをずっと、じっと眺めていると、昔のことが思い出されてきた。
かなは俺が1番初めにあった家族以外の人で。
一人っ子同士の俺達は、ずっと兄弟みたいに育ってきた。
その内かなに、俺が背負ってるマイナス要素以上の悪い出来事が降りかかり始めて。
苦しむかなを見て、力になりたくて。
かなをなんとしてでも守りたくて。
だんだん、幼馴染という関係よりも、もっとずっと近い関係になりたくなった。


