"好き"



学校の帰り道。

あたしと琉はいつも、晩御飯の買い物をついでに済ませて家に帰る。


今日もいつも通りに2人で歩いていると。


…?なんだか、琉の元気がない?


「琉、どうしたの?」

「ーーーえっ?」

「なんかあった?」

「ーーーいや…別に」

「ふーん……?」


確実になんか隠してるよね。


ま、しょうがない。
だって、あたしが琉に隠しごとがない状況って、まずないもの。



それでもあたしは少し嫌な気分。


どうして、こんな勝手なんだろうね、あたし…