出会ってから一年は過ぎていたに違いない。気持ちを知ってからは、さほど時は流れていなかった。照れ屋の一也に変わって姉の亜紀がデートの事を持ち出した約束の日が決まる。何を話せばいいのだろう…今から緊張が走る。