その日が来た。心なしか緊張で一杯だった。構えていると、亜紀さんが口を開いた。実は…弟の一也が麻実さんを好きなんです。付き合ってもらえませんか?弟は照れ屋でおとなしい性格だから、何とか姉として手助けしたかった…と打ち明けられた。