「いったぁ」
急に激しい痛みに襲われ、立ち止まってしまった。
「ちょっと地味女、邪魔なんですけどぉ」
「そんなこと言ったら可愛そうだよぉ。
好きでブスな訳じゃないんだからぁ」
橘さん……。
あなたが一番酷いです。
「きゃははははっ!」
うぅ……。
その笑い声、頭に響く。
「はぁ、笑い疲れたぁ。さっさと行こぉ。
地味女邪魔」
橘さんが私のところまで来てドンッと押した。
だめだ……!落ちる……。
その瞬間、私は意識を手放した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…