幼なじみに恋愛中っ!





叶多の特別はあたしではない。

幼なじみの特権を駆使しても、あたしは叶多の特別にはなれない。









町で見かけた叶多の眩しいくらいの笑顔は、あたしに1度も向けられることのなかった、初めて見る笑顔だった。