店内へ入ると
大輔達が着ている服と
似たような
少し大きめの服が

古着と新品に分かれて
ディスプレイされていて

奥の方に進むと

ダーツや、スロットなどが
並べられている。


そして、その横に積み重ねられている
たくさんのダンボールを見ながら


「面倒くせぇな・・・
城田、バイト募集かけろ」


「へ?!バイト入れるんスか?」


「あぁ、女2人くらい。
お前の周りにいねぇか?
こういう服着てるような女」


箱の中の服を広げながら
そう店長さんに言うと、


「あの、大輔さん」


「あ?」


「その、彼女さんは・・?」


私の方を指差している店長さん。



「こいつ?こいつはダメ。
俺の横にしか置かねぇから」


「・・・あー・・すいません」


「んじゃ、後よろしく。
見つかったら俺んとこに
顔出させて。」


「はい、分かりました」


そう言うと、

露店の方へ戻って行く。