最低男との結婚

そして、学校を出て
しばらく歩いていると


「優奈、優奈!」


少し前を歩いていた亜子が
走ってくると、
耳元で


「怖そうな車が歩道側に停まってるから
絡まれる前に
うつむいて通り過ぎるんだよ。
創平くんにも言っといて!」


「は・・!?え?ちょっ亜子!?」


ウソでしょ~・・・・

あーもう・・・。


「創平君・・あの、
何か変な車いるから
うつむいたまま
通り過ぎるようにって・・」


小さな声で
創平くんに言うと


「あー・・絡まれるもんね・・」


「うん・・・・」


亜子の忠告通り

みんなして、うつむいたまま
歩き続けるという

本当に変な光景だけれど・・

本人達は いたって真剣だ。