最低男との結婚

そして、4杯目のお酒を
流し入れたと同時に


「優奈ちゃん?大丈夫?
横になる?」


そう言いながら
ゆっくりと近づく創平くんの姿に

やはり・・・

危険だと察知した私は


「か、帰る!!」


そう言いながら
必死で立ち上がり
玄関へ向かう私に


「は?何で?」


不機嫌な様子で
後から睨みつけている。


「彼氏が・・・・
その、誤解されるから・・」


「はぁ!?マジ言ってんの?
何だよ、それ・・・最悪なんだけど」


そう言いながら更に
私の方に近づいてくる。


お酒のせいで
頭がグラグラして
近づいてくる創平くんとの距離さえ
よく分からず


「ご迷惑おかけしましたっ」


そう大きく頭を下げると


勢い良く玄関を開け
走った。

怒鳴るように叫んでる創平くんの声が聞こえたけれど
逃げるように走り、


どこの道か分からない道を

走り、走り・・・


ようやく、分かる大通りに出た時・・・


私は、自分が

最悪な行動をしたのだと
気が付いた・・・。