最低男との結婚

そして、家に着くなり

「あーもう、風呂入ってる時間ねぇわ。
優奈、着替えたか?」


そう言いながら
ソファーに普通に座ってる私を見ながら

大きなため息と同時に
呆れたように笑っている。


「優奈?」

「え?はい」

「一緒にめし食い行くって言ったよな?」


「へ?でも遅くなったから・・・って」


「あぁ、でも予約してっから
行くんだぞ?」


「え?あ・・ごめ・・・っ
すぐ着替える」


慌てて立ち上がり
着替えると、


一息つく暇もなく

「ほら、行くぞ」

そう駐車場に行き
車に乗り込む大輔に続き、

慌てて乗り込んだ。


音楽と、うるさいマフラーの音と

きつい香水の匂い、


この車には、不思議と

女の気配がないせいか

うるさくて、乗り心地悪いけれど

妙に安心してしまう変な私がいる。