さっきの自分の心境を思い出してみようと、頭の中で時間を巻き戻す。 うーん………… 「…あ」 一番初めまで戻ったところで、全く別のことを思い出した。 「?… なーに?この紙」 「なんかアタシの下駄箱に入ってた」 「下駄箱に? もう中は見た?」 アタシは首を横に振って、 折りたたまれた謎の紙を開いた。 「…なにこれ」 「コレ…本当にアタシ宛だよね」 _______________ 話があります。 明日の昼休み、体育館裏の 倉庫の前まで来てください。 _______________