「坂口さんも!」 後ろの地面をポンポンと叩く。 …アタシも寝てってことですか。 まー、いっか。 眠たいし。 アタシは後ろに体を倒す。 「よし。 おやすみ」 そう言って清水君は目を閉じた。 座っていたときよりも空がよく見える。 遮るものがないからか、 自然の中に入り込んだような感覚になる。 心地いい…