事務所に着くとマネージャーが「さっ仕事いっぱい入ってるからね♪」と言ってきた

私が「眠い…」と言うとマネージャーが「寝てないの?」と聞いてきた

私は、「うん…体調あんまよくないかも…」と答えた
いきなり、マネージャーが「まさか…妊娠とかやめてよね」と言うから私は、「忙し過ぎてそんな暇ないわ」と言い、マネージャーが「でも相手が明希さんなら危ないわ…」と言い出し、私は、「確かに(笑)」と納得した

マネージャーが「…女だからいつかはそういう時がくるわね」と言った

「私もいつか結婚したいな…」と私

するとマネージャーが「まだ10年先はダメよ!」と言ってきたから私は、「ババァなっとるわ!」とマネージャーに突っ込んだ

-取材中-

『明希さんと仲が良いみたいですがliveに行かれたんですね!」と雑誌の担当の人に聞かれ、「はい、ビックリしました(笑)」と私が答えると『いる事バラしてましたね(笑)いきなり質問ですが、今恋愛してますか?」
と言う担当の際どい質問に私は、怪しまれない様、細心の注意を払って「いきなりですね(笑)恋愛はしたいですね」と答えると『好きなタイプは?』と質問され、「う~ん…タイプか…好きな人がタイプです(笑)」と答え取材が終了☆次は撮影に向かう

そしてTV出演やラジオゲスト、レコーディングにリハーサル

そんな多忙な日々を過ごし、明希とも連絡を取らないでいた

-そんなある日-

マネージャーが息を切らし、雑誌を差し出し、私に「 来瞳!コレッ!」と言ってきた
私は、「何?」と言いながら雑誌を受け取り、記事を見た

-Casiss 明希 熱愛-

-お相手はモデル 西山 美嘉-

-お互いのマンションへ通う毎日-

-結婚間近か!?-

「なんだ、コレッ!」と思わず私は、呟いた

美嘉と明希がマンションへ入って行く写真が載っていた

それを見たマネージャーが「別れたの?」と私に聞いてきたから私は、「さぁ…明希は、優しいから言えなかったんじゃない?」と思ってる事をマネージャーに言った

私は、雑誌をマネージャーに渡した

普通の女の子は、すぐに駆け付け、文句の1つや2つ言えるのだろう

でも私は、思ったより冷静でそんな自分が悲しかった
鞄の中の携帯がずっと鳴っていたのを気付かないフリをした

どうせ、明希は、弁解したくてずっと携帯を鳴らしてるのだろう

そして次の日も次の日も携帯が鳴りやむ事はなく忙し過ぎて家にいなかったのが救いだった

携帯も見ないようにしてた
そしてスタジオに入ろうとした時…

そこにいたのであろうyukiyaさんが「 来瞳!」と言って呼び止めた

私は、気まずそうに感じながら「yukiyaさん!久々です…」と言った

yukiyaさんが私に向かって「来瞳、明希と話した?」と訊いてきたので私は、気付いてない振りをしながら「なんの事ですか…?」とyukiyaさんに訊いた

するとyukiyaさんが「明希の記事載ったやん、アレ誤解やねん」と明希の代わりに弁解してくれたが私は、素直になれず「…私より美嘉を選んで正解ですよ…」と口に出して言っていた

yukiyaさんは、「それ本気で言ってるん?明希の事、嫌いになったん?」と言ったのでもう自分の気持ちを隠し通す事が出来ず、今の自分のありのままの気持ちをyukiyaさんに伝えようと思い、「大好きですよ…彼に負けないくらい…」と言った
yukiyaさんは、そんな私を疑問に思い「じゃ…なんで電話出たらへんの…?」と訊いてきた

私は、どうすればいいのか分からず、yukiyaさんに訊いても答えなど返ってこないと知ってるのに「じゃ!電話に出て私はどうすればいいんですか!?美嘉に"返せ"って言えばいいんですか!?」とyukiyaさんにそんな疑問を投げ掛けた

私の言葉にyukiyaさんは、「それは…」と困った顔をした

「私は…自分でも付いて行けない程…恋愛も自由にできない程…大きくなってしまったんです…」と今の自分の状況を口にだし、拳に力を入れてyukiyaさんに「すいません、失礼します」と言い私はスタジオに入り、鍵を閉めた

ひとり取り残されたyukiyaさんが「そんな答え…切なすぎるやん…」と呟き、悲しい顔した