ちらりと後輩を横目で見ると、目の前の光景に驚き過ぎて固まってた。 (恥ずかし過ぎて死にそう‥!もうやだ!) 思いきり彼の胸を押して唇が離れた隙に、出口まで走った。 「おい‥!」 押されて後退りした彼は、私を引き留めようとしたが一歩遅かった。 私はそのままの勢いで走り店を後にした。