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「「「ようこそ、プリンセス!!」」」

扉を開けると何人ものホスト達がズラリと並んでいた。

「わぁ!すごいっ!皆カッコイイ!!」
金髪、茶髪、ピアスにアクセ。

やっぱり派手な格好した人ばっかり。

女に手を出すの早いんだろうなー‥と、思われる男達に思わず苦笑い。

早く帰って海外ドラマの続きが見たいのが本音なんだよね。

  溜め息をついてるとボーイらしき人が近づいてきた。

「いらっしゃいませ。当店は初めてでしょうか?指名ホストが居なければオススメさせて頂きたいのですが、どうでしょう?」



「決まってます!!ナンバー1指名でお願いします!」


真田さんが即答で答えるのを見て二度目の溜め息をついた。



「かしこまりました、こちらのテーブルにどうぞ。」



丁寧に案内された先には白い大きなソファーとゴールドで彩られた装飾品が飾られていた。