ずっと、あなた。

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片手にコーヒー
片手はシゲの手


「ねぇシゲ…走ってきてくれたの?」


加「酒飲んでたし
そんな遠くなかったから」


「ありがと…」


加「こんな時間まで…泣いてたのかよ」


私の手を握る力が強まった
彼の声は静かに胸に響く



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