「で、落ち込んでいるんだな。育実は」
「うん・・・・・・」
家に帰ってから暗くなっている育実を見た空夜は何があったのか、璃穏から話を聞いた。
「俺は一桜姉ちゃんが本気で言ったとは思えないな・・・・・・」
「やっぱり空夜もそう思う?」
「璃穏兄ちゃんも思うよな」
育実と一桜はあれから一言も話さなくなってしまい、他の人達も心配している。
空気が重くなったことを感じたのは後から教室に入ってきた先生もだ。
「目も合わせていないんだよね・・・・・・」
「お互い?」
「いや・・・・・・」
育実は何度か一桜を見ていたけれど、一桜は少しも育実を見なかった。
キッチンで食事の支度をしている育実を元気づけるために空夜が向かうと、育実は皿を持ったまま立っていた。
「うわっ!何しているんだよ!」
「皿を並べようとしていたの・・・・・・」
料理はすでにできているので、空夜は味見をした。
嫌な予感がしていたが、料理は美味しかったので、胸を撫で下ろした。
「空夜、こっちも食べる?」
「何だ?」
甘味噌蒟蒻が入った器を渡して、 空夜はそれを食べた。
美味しいものに違いないと思っていたのに、普段の育実の料理の腕から考えられないくらい不味いものだった。
お茶を何度飲んでも口の中の味の変化はほとんどなかった。
「うん・・・・・・」
家に帰ってから暗くなっている育実を見た空夜は何があったのか、璃穏から話を聞いた。
「俺は一桜姉ちゃんが本気で言ったとは思えないな・・・・・・」
「やっぱり空夜もそう思う?」
「璃穏兄ちゃんも思うよな」
育実と一桜はあれから一言も話さなくなってしまい、他の人達も心配している。
空気が重くなったことを感じたのは後から教室に入ってきた先生もだ。
「目も合わせていないんだよね・・・・・・」
「お互い?」
「いや・・・・・・」
育実は何度か一桜を見ていたけれど、一桜は少しも育実を見なかった。
キッチンで食事の支度をしている育実を元気づけるために空夜が向かうと、育実は皿を持ったまま立っていた。
「うわっ!何しているんだよ!」
「皿を並べようとしていたの・・・・・・」
料理はすでにできているので、空夜は味見をした。
嫌な予感がしていたが、料理は美味しかったので、胸を撫で下ろした。
「空夜、こっちも食べる?」
「何だ?」
甘味噌蒟蒻が入った器を渡して、 空夜はそれを食べた。
美味しいものに違いないと思っていたのに、普段の育実の料理の腕から考えられないくらい不味いものだった。
お茶を何度飲んでも口の中の味の変化はほとんどなかった。

