食べ終わった俺は部屋に戻り着替えた。


制服に………


そして、いつも学校に
持っていくカバンに携帯を放り込んで、
部屋を出て、乱雑に玄関の扉を開け外へでる。



鍵を閉めたあとちゃんと靴を履き、走った。




俺は決めたんだ。



たとえ、来愛のいる教室に入れてもらえなくても、
アイツが頑張っているのなら




俺はちゃんとアイツを待ってる。




―――そう決めたんだ。