「アサ兄!!お昼出来たよー」 1階から陽菜の叫び声が聞こえ、 俺は、降りていく。 「お前、学校は?」 「今日は、お昼からなの!」 「そっか。」 という、他愛もない話をして 俺達二人は昼ごはんを食べた。 陽菜は俺達のホントの妹じゃない。 陽菜の両親は陽菜が三歳の頃に事故で他界。 その両親と面識のあった俺達の親が引き取った。 陽菜はそのことを小6の時に知った。 でもそれでも、 嫌な顔1つせず俺達と一緒に兄妹をしてる。