テストも無事終わり、10月になった。 下駄箱に着き、靴を履きかえようと 扉を開けた時だった。 ……っ!! 中にはたくさんの紙が。 その紙には…… 【死ね】 【朝陽と別れろ】 【キモい】 【つり合わねえんだよ】 と、大きく黒いマジックででかでかと乱雑に書かれていた。 「……っ」 誰がこんな…っ あれから今までこんなことなかったのに……っ どうして…… 「どうしたの?来愛!」 私は名前を呼ばれて咄嗟に扉を閉めた。