日向「駄目だよ!!壊れちゃうじゃん!空間作るのめんどくさいんだよ!?」

めんどくさいんだ
つか誰、どっから落ちてきた

姫華「誰?」

日向「僕は日向!君の弟」

弟なんていたか?私
日向は童顔で可愛い男の子だった

日向「あ、今『弟なんていたか?』って思ったでしょ?」

ああ、思ったさ。だからなんだ

姫華「思った。お前気味悪いな。」

日向「まぁ、当たり前だよね。血、繋がってないもん♪」

『もん♪』じゃねぇよ。

姫華「話しやがれ」

日向「簡単に言うね?お姉ちゃんの両親は本当の両親じゃない。本当の両親は江戸時代の京にいる」

それに…と日向は続ける

日向「お姉ちゃんは人間じゃない…鬼だ」

あぁ、そう

姫華「やっぱりな」

人間じゃないのはわかっていた。
だって…

姫華「これがあるから」

そう言い再び眼帯に手をかけた
眼帯をとると紫色の目が現れた

日向「そっか…」

日向は寂しそうに笑った

日向「あんまり力は使っちゃいけないよ」

姫華「わかったよ。」

日向「僕がずっとみてるよ♪」

日向はニコッと笑った

そして私の意識が途切れた