ブラウスのボタンが全て取れて下着が露わになる。 「もう、……やめてっ」 「何言ってんの。自分から保健室入ってきたんだろ。ってかさ、放課後呼ばれた時点でわかんだろ。あんた相当バカだな」 涙を耐えて睨むと先輩は嘲笑うように言葉を続ける。 「鍵閉まってるし、先生は来ないし誰も助けにきてくれないよ。」 不適に笑う先輩。 怖い。怖い。 お願い、誰か。 誰か………助けてっ! 「……そんなところで何やってるの?」 そのとき──── 聞き覚えのある、優しい声がした。