俺様王子とキケンな契約!?




つーか、遊びに来いなんてただの口実だろ。



「あ、理沙も後から来るんだよ!みんなでゲームしよって話してて…!」



相川?

アイツの性格上、男の部屋なんか行くわけねぇだろ。



「そーいうわけでさ、芽衣ちゃん離してくれる?」



そう言った一人の男は、オレの手を払って芽衣の肩に手を回した。



何、気安く触らせてんの。


もっと嫌がれよ。



むしろ、ヘラヘラしてやがる。


ムカつく。



オレは部屋に入ろうとした芽衣の腕を強引に引き寄せた。



「離すわけねぇじゃん。コイツはオレのだし。返してもらう。」



「え?神矢く、ん?」