「って、納得いくかあああああ!!」
結局、からかわれてたんでしょ。
はい。そうですかって納得するわけがない。
「まあまあ、芽衣落ち着きなって。未遂でよかったじゃない。こんなに同居生活が続くのってさやっぱり芽衣と黒王子だったからだと思うんだよね。」
理沙はお茶を一口飲んでそう言った。
「まあ、そうかもな。コイツだから気兼ねなく生活できてるし。」
おい、それどういう意味かな?
「芽衣と黒王子だからだよ。他の誰かじゃきっと成立しないんだよ。」
他の誰かじゃダメ……。
確かに同居相手が他の誰かじゃなくて神矢くんだったから…
「天井修理まで仲良くすることねぇ〜もうずっと一緒に済めばいいのに。」
「芽衣が延長料金払ってくれるならずっといてやってもいいけど?」
「意地でも払わない。」
何が延長料金よ!!
元はと言えば神矢くんが勝手に降って来たんでしょうが!!

