尚輝 「…クッ」 翔 「痛っ…」 目を覚ますと、俺らは知らない倉庫にいた。 目を覚ますと同時に、激しい痛みが体を襲う。 かなり殴られたのだろう。 しかも、手と体はロープでキツく縛られていた。 高津 「お目覚めか?」 翔 「卑怯なやつめ!! …っ」 言葉を発しただけで、体に激痛が走る。 高津 「桜龍を潰すのに手段なんて選んでねぇよ」 尚輝 「…ざけんなっ。テメェらなんかに…っ…譲ってたまるかっ…」 高津 「ボロボロのくせによく言うよ」 高津は鼻で笑いながら俺らと同じ高さにしゃがみこむ。