【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

もう知られたか…。


まあ、あの桜龍の6人組が仲間割れしたんだから、相当な噂になっているけど…。


尚輝 「その方が好都合なんじゃねぇの?」


高津 「もちろん」


かかってくるなら早くしろ…。


二人とはいえ、お前らに負けるほど俺らはやわじゃない。


その瞬間…。


翔 「っ!?」


背後から一人の男が現れ、油断していた翔はドサッと崩れ、口を塞がれた。


尚輝 「翔!!」


高津 「スキあり!!」


尚輝 「っ!?」


翔に気をとられた尚輝の口を別の男が塞ぐ。


クソッ…頭がクラクラする…。


薬の匂いが鼻を掠め、視界がぼやけてくる。