【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

大人っぽく長身な尚輝はとても高校生には見えない。


翔 「気持ちはわかるけど…やめとけって…」


尚輝 「…ほっといてくれ」


決してお互いの口から聡たちの話題は出ない。


あいつらは…きっとまだ怒ってる。


今更何言ったって無駄だ。


俺らは…最低なことをしたんだから…。


俺らがただ無言でたたずんでいると、背後に人影を感じた。


? 「よう、桜龍の6人組…おっと、今は二人だったな」


振り返ると、そこには高津浩介が自分のグループを連れて立っていた。


高津 「仲間割れしたんだろ?」


勝ち誇ったように笑う高津。