【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

改めて尚樹と翔の存在の大きさを実感する。


本当に大切なものは、失って初めて気づくものなんだ。


樹 「あいつらさぁ…」


突然樹が口を開いた。


樹 「何してんのかな…」


澪人 「さあな…」


聖愛 「尚輝ん家にいるよ…」


「「「「っ!?」」」」


全員が目を丸くしてあたしを見る。


聖愛 「親父たちに調べてもらった」


澪人 「え…でも…尚輝以上のハッカーなんていんのか?」


聖愛 「いや、お母さんがグループの仕事で尚輝ん家に行ったから…」


樹 「なるほど…」


聖愛 「誰とも会おうとしないって…」