【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

「「「……っ」」」


今更ながら、自分たちの行動に後悔する。


なぜ、気づいてあげられなかったんだろう…。


なぜ、夏帆を受け入れてしまったのだろう…。


ダチなら…仲間なら気づいてあげられるはずだ。


そして…。


どうして信じてあげなかっただろう…。


大切な…大切な仲間なのに…っ!!


一緒にいるのが当たり前になっていて、俺らは忘れていたんだ。


仲間の大切さを…―。


聖愛 『…離れるのもいい経験じゃない?』


聖愛 『あんたらには、尚輝と翔が必要だよ!!』


聖愛は、これが言いたかったんだ…―。



-桜龍の6人組 SIDE END-