【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

ガンッという音だけが響き渡る。


不満があるなら、ぶつけてほしかった。


悩みがあるなら、相談してほしかった。


我慢なんて…してほしくなかったんだ…。


全て受け入れたのに…。


俺らは…『仲間』なんだから…。


麻耶 「聡…受け入れろ…」


樹 「あいつらが望むなら…受け入れなきゃ…」


澪人 「あいつらの言う通りだよ…。俺らはあいつらをあの時信じなかった…」


そう、今、尚輝と翔は俺らと離れることを望んでいる。


聡 「ふざけんなよっ…」


聡は震えながら呟いた。


聡 「あいつらがいなきゃ…俺らじゃねぇんだよ!!」