先生 「京本さん!! 説明しなさい!!」


担任があたしに怒鳴る。


全く…聡たちに強く言えないからあたしにばっか…。


聖愛 「…そこにいる、真島夏帆にでも聞いたら?」


あたしはわざと嫌みっぽく言った。


夏帆の顔が焦りで強張る。


聖愛 「厄介なことしてくれたね…」


あたしが睨むと、夏帆は泣きそうな顔をしていた。


麻耶 「…今更言い訳なんて聞かねぇよ? お前は本当のこと言ったんだろ?」


様子を見ていた麻耶も追い討ちをかける。


夏帆はそのまま俯いてしまった。


それ以上あたしと麻耶は何も言わなかった。